本を読む人読まない人
こんばんわ。
先日会社の人とあるトレーニングをしました。
二人以上で行うトレーニングです。
内容はあるお題に対して自分がどう思ったかを3分で考え、3分で発表します(以後この人をAと呼びます)
他の人が1人でいいので(以後Bと呼びます)Aが発表した内容をメモを取り、メモを取ったものをもとに5分ほどで清書をします。
時間はおおよその目安で大丈夫です。
早すぎても、遅過ぎても全然問題ありません。
このトレーニングの目的は、
Aは他の人に自分の考えをわかりやすく伝えてられているか?
BはAの考えをうまくくみ取っているか、発表内容を聞き取れているか、発表した内容をまとめられているか、清書する際にみんなにわかりやすくかけているか?
大体こんな感じです。
結構面白いので皆さんもやってみてください。
自分の足りない部分が見えてくるかもしれません。
今回はこのトレーニングを紹介したかったわけではありません。
先日「本」という題で上司と二人でトレーニングをしました。
私の考えは結論から言うと「本は知識や考え方の幅が広がるので読んだ方がいいけど、強要はしない」というものでした。
一方上司の結論は「本は全員が読まないといけないわけではない」というものでした。
上司がなぜこの結果に至った過程を説明します。
イチロー選手は本を読まないそうです。
なぜかというと
「読者に問いかけてくるが必ず答えが出てしまうことが嫌。頭でなんとなく共感して自分のものにしてしまい、その人が得たものなのに自分のものにしてしまうのが嫌。投げかけられて自分なりにかみ砕くのが好き。狭い世界で自分と向き合いその中から何かを得たい。」
というのがイチローさんの考えだそうです。
確かになんとなく自分のものにしてしまいがちで、何もしていないのに自分が成長した気になっていることがあります。
私も今年の2月までは全く本を読んでいませんでした。
30年間本をほとんど読まずに生きてきましたが文章を書く能力が少し乏しかっただけでかなり苦労したということはありませんでした。
皆さんは本を読むことについてどうお考えですか?
人それぞれ考えはあると思いますが、私はもうしばらく本を読む生活を続けようと思います。
おそらく急に読まなくなる時が来ると自分でも思っています。
その時は人生の中で読書より大切な趣味を見つけた時だと思います。
皆さんも今の趣味を楽しんで生活してください。